野菜類に含まれるコエンザイムQ10

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野菜類からコエンザイムQ10をどれくらい摂取できる?

高い抗酸化作用が注目され特に女性が関心を寄せるコエンザイムQ10は、アンチエイジングを目指す方に欠かせない成分です。シミやシワのケアからダイエット効果、さらには生活習慣病予防など様々な効果が期待されています。身体を老化から守ってくれる成分とはいえ、できるだけヘルシーに摂取したい方、菜食主義の方はできるだけ野菜類から摂取したいのではないでしょうか。そこで今回は、野菜類に含まれるコエンザイムQ10についてご紹介していきます。

コエンザイムQ10を多く含む野菜類

(100gあたりの含有量)
  • ほうれん草  1㎎
  • パセリ    0.75㎎
  • ブロッコリー 0.59㎎
  • 大根の葉   0.33
  • さつまいも  0.33

コエンザイムQ10の摂取目安量

厚生労働省はコエンザイムQ10の1日の摂取目安量を30㎎と定めています。ただしこの数値は医薬品として使用した場合で、「健康食品」として摂取する場合は300㎎までは安全であることが確認されていると発表しています。またこの数値も日本国内に限ったもので、海外に目を向けると1日の推奨量が100~1200㎎のサプリメントも販売されているのです。

日本と海外で摂取量にこれだけの開きがあるのは、コエンザイムQ10の適切な摂取量の基準値はまだ世界的に設けられていないという点にあります。コエンザイムQ10は元々私たちの身体の中に存在している安全な成分です。少々多めに摂取しても害を及ぼすことはありませんが、日本人の体質で調査した厚生労働省の数値を目安に摂取するのが良いでしょう。

とはいえ厚生労働省が定める医薬品の数値30㎎を摂取するには、野菜の中でも特に多いほうれん草でも3.000gの摂取が必要となり、現実的な数字とはいえないでしょう。

コエンザイムQ10を効果的に補うには

コエンザイムQ10を野菜だけで摂取するには、膨大な量の野菜を食べなければ摂取目安量には届きません。仮に野菜以外の食品を織り交ぜて摂取しても、1日で目標の数値に達するのは難しいでしょう。食品の中でコエンザイムQ10が特に多く含まれているイワシをみても、100gあたりの量は6.4㎎です。イワシ1匹は約50gなので、目安量の30㎎をクリアするには10匹は食べないといけない計算になります。コエンザイムQ10の摂取を考えるあまり他の栄養を多く摂取し過ぎるのは本末転倒であって、何より現実的とはいえません。

また、コエンザイムQ10は摂取する方の体調や状態によって摂取量を調整したほうが効果的です。健康な方なら30㎎、運動をよくする方であれば体内のコエンザイムQ10量が多く消費されるので60~100㎎など、状態や状況に合わせて摂取するのが良いでしょう。

他にもコエンザイムQ10は加齢やストレス、飲酒、生活習慣などが原因で日々減少していきます。その原因はもちろん、次々と発生する活性酸素の除去に使われてしまうからです。私たちは1日に500Lの酸素を吸い込み、そのうちの2%を活性酸素として体内に取り込んでいます。つまり呼吸だけで1日に10Lの活性酸素を発生させているのです。コエンザイムQ10が活性酸素の除去に作用する量は状況や状態によって変化しますが、コエンザイムQ10を野菜だけで補うには不安を感じる量といえるでしょう。

コエンザイムQ10を効果的に補うには、サプリメントで摂取するのがお勧めです。サプリメントであれば吸収性を高めているので、効率的に活性酸素の除去に働きます。それでも、もちろん野菜を食べることも大事です。食事からコエンザイムQ10を補い、食後にサプリメントを摂取するとより吸収率が上がります。

コエンザイムQ10は、野菜だけではなかなか摂取が難しい成分です。また、加齢によって40代からは急激に減少してしまいます。老化に負けずに美容・健康を維持するために、コエンザイムQ10はサプリメントでしっかりと補っていきましょう。

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