コエンザイムQ10はコラーゲンも生成促進

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コエンザイムQ10が生成するコラーゲン

アンチエイジングにあまり詳しくない方でも、肌に良い成分はと聞かれて必ず名前を挙げるほどコラーゲンの認知度は高くなっています。それに比べると、コエンザイムQ10がコラーゲンを生成促進してくれることをご存知の方はあまり多くないのではないでしょうか?

コラーゲンはアミノ酸で構成されたたんぱく質で、線維芽細胞という細胞で作られています。コラーゲンは接着剤としての役割やクッションとしての役割も持っていて、身体全体の細胞に存在しています。特に全体の40%と、身体の中で最も多く存在しているのが皮膚です。皮膚は3層構造になっていて、表面から表皮・真皮・皮下組織で構成されています。表皮で覆われている真皮に線維芽細胞があり、若々しい肌を保つ成分コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを作り出しています。このうちコラーゲンは真皮の主要成分となっていて、皮膚の70%を占めているのです。

真皮はシワやシミなど肌に関する老化の影響を最も受ける部分です。そのため真皮を活性化させコラーゲンを増やすことが、アンチエイジングにはとても重要になります。真皮の機能を保つには、線維芽細胞が活発に機能している必要があります。コエンザイムQ10はこの線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンの生成を促してくれる働きがあるのです。

コラーゲンの肌以外への効果

コラーゲンは肌への効果ばかりが注目されがちですが、身体全体の20%は膝と骨に存在しています。意外と見過ごしてしまいそうな膝と骨への効果ですが、コエンザイムQ10のコラーゲン生成促進作用は健康維持のためにも重要です。

関節の痛みを軽減

関節を繋いでいるのはクッションの役割を持つ軟骨です。この軟骨を包み込んでいる潤滑油の中にコラーゲンが存在していて、関節を滑らかに動かしてくれています。コラーゲンが減ってしまうと軟骨同士が擦りあうようになってしまいます。軟骨が傷つくとクッションとしての役割を失って、次第に骨と骨が擦りあうようになり、痛みを生じてしまうのです。

特に膝の関節は体重を支えているため、膝の軟骨は体重の増加や運動などで酷使することで徐々に擦り減ってしまいます。また、年齢とともに膝への負担が積み重なることでも擦り減っていきます。コエンザイムQ10によるコラーゲンの生成は、健康な生活に欠かせない膝の柔軟性維持にも有効なのです。

骨粗しょう症の予防

コラーゲンは骨の土台となります。骨はカルシウムだけでつくられているイメージがありますが、カルシウムは骨を形成する成分の一つです。カルシウムは網目状になったコラーゲンの隙間に付着して骨を形成しています。骨の基礎となるコラーゲンにカルシウムが密集して厚みを増すことで、強い骨が作られます。

つまり頑丈で折れにくい骨をつくるにはカルシウムだけでは足りず、骨格となるコラーゲンの生成も欠かせないのです。コラーゲン量が充分にあれば骨密度を高めて、骨粗しょう症の予防にも繋げることができます。

コラーゲンを作り出すコエンザイムQ10の効果

コエンザイムQ10が持つコラーゲン生成作用は、特に肌の新陳代謝を高める効果への期待が大きいでしょう。コエンザイムQ10が真皮の線維芽細胞に働きかけコラーゲンの生成を促すことで、肌のターンオーバーの周期を早めてくれます。

ターンオーバーとは肌の新陳代謝の働きによって、肌の古い角質が剥がれ生まれ変わるサイクルのことです。新陳代謝能力が低下すると、古い角質が溜ることで肌にシワやくすみが目立ちはじめます。反対に新陳代謝能力が高ければ、肌のハリや弾力を保つことができます。このターンオーバーの周期には個人差はありますが、30~40代は45日、50代からは80日程度といわれています。若々しい肌を保つためには、ターンオーバーの周期を早めることが重要です。体内のコエンザイムQ10量が充分にあれば、コラーゲンの生成を促進して新陳代謝を活発にしてくれるのです。

肌のケアのためにコラーゲンを取り入れる場合、化粧品などで肌から直接吸収する方法もありますが、身体の内側から補給することも大切です。コエンザイムQ10は抗酸化物質として働き、体内に発生した活性酸素を除去する抗酸化作用があります。活性酸素は細胞を錆びつかせ、老化を進行させてしまいます。コエンザイムQ10量を安定して維持していくことで、肌の線維芽細胞に発生した活性酸素も取り除けるのです。そうすることでコラーゲン生産量の低下を防ぎ、安定的に生成を促すことが可能になります。

コラーゲン、そしてコエンザイムQ10は年齢を重ねるごとに生産量は低下していきます。この2つの成分が減少することで肌の衰えを招くことは否めません。ですがコエンザイムQ10を補うことで、衰えを防いで肌を若々しく保つことは可能なのです。肌の状態が気になりはじめたら、サプリメントで継続的にコエンザイムQ10を補っていきましょう。

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